株式投資でナンピンをしてはダメ?使い方によっては悪くない手法の一つ!

株式投資のナンピンは、ちまたで言われるほど悪くない手法です。ただし事前に計画を立てておくというやり方が非常に大切です。

みなさんはネットや本で「安易なナンピンは避けるべし」という意見を見かけたことがあると思います。

そうなんだーとは思いつつ

  • 本当にナンピンは悪い手法なのかな?
  • ナンピンした方が勝てそうじゃないか?

と気になる事ってありませんか?

かぶと

僕は株式投資を始めたばかりの頃、ナンピンが悪いものだという情報を鵜呑みにし、そもそもナンピンという手法が有効なのかどうか、検討する事すらしていませんでした。

しかし、株式投資を数年間続けてきた経験から、「ナンピンという手法自体は悪くない。使い方によっては有用だ」という考えに至ってます。

本記事では、ナンピンという手法自体は悪くないと言える理由と、実際の使い方についてお話していきます。

株のナンピンとは平均購入単価を下げる手法

すでにみなさんご存じかも知れませんが、念のため復習しておきます。

難平(ナンピン。何品とも)とは、株式など相場の売買手法の一。

買い建てた後に価格が下落した場合、下値で買い増しすることで、1株あたりの買い値(平均取得価格)を下げる手法である。平均取得価格が低くなることで、その後の上げ幅が少なくても、利益が出る・±0・軽微な損失で処分する等が可能となる。これが「ナンピン買い」である。空売りした後で株価が上昇した場合に、上昇後の値段でさらに売り増しする「ナンピン売り」もある。

例:1000円で1株を買い、800円に下落したとき更に1株買えば、平均価格は900円。その後901円まで戻れば利益が出る

引用:wikipedia

 

戻す値幅が小さくても利益になりやすいというメリットの反面、期待通りに戻さず、更に値を下げるような場面では損失を拡大することに繋がるデメリットもある手法です。

相場格言に「下手なナンピン素寒貧」という言葉もあるように、失敗すれば大きく資産を減らしてしまう事にも繋がりかねない危険性を持っています。

ナンピンが悪いとされる理由は主にメンタル面の話

なぜナンピンは悪いと言われることが多いのでしょうか?

実際に起こりがちな残念な事例を挙げてみましょう。

  • 良い銘柄を見つけたからいつか上がるはず → いつか上がるとは?根拠のない思い込みではありませんか?
  • 臨時ボーナスが入ったから含み損だけど買い増ししよう → ボーナスが無ければどうしていただろう?無計画なトレードは再現性がありません。
  • ナンピンしたけど更に下がってしまって、残高がピンチなので売ってしまおう → 下がる可能性は当然あります。事前に想定していれば感情的な売買で失敗しにくくなります。

このように考えてみると、たいていの失敗は感情依存のものであると分かりますね。ですから、まずは感情的な取引を控えることが重要になってきます。

かぶと

感情任せじゃ上手くいかなそうだよね…

感情に左右されない計画的な投資をすべき

株式投資で、ナンピンを手法に取り入れたい場合、感情に左右されにくい計画的な投資をすることが大切です。

ナンピンが悪いと言われる理由は、主に感情面での理由が多いという事が分かりました。

感情をコントロール出来るのであれば、ナンピンを効果的に使うことも可能です。

つまり「感情に左右されない投資をすることが重要で、そのためには事前の計画が役に立つ」と言うことです。

投資をするまえに計画すべきこと

具体的には

  • ①今後、株価が下がることも認識する
  • ②許容できる最大損失額を決めておく
  • ③上がっても下がっても、どう行動するか決めておく

ということを意識してみましょう。

①今後、株価が下がることも認識する

基本的に、「この株が上がるだろう。だから今のうちに買っておこう」と考えて株を買っているはずです。

しかし、現実には想定通り上がらないという事がもちろん発生します。

その時に、事前に下がる事を想定して居なければ、突発的で思いつきの対応をしてしまうことになってしまうかも知れません。

突発的な対応をしていると、このような状態に陥る可能性があります。

  • 「なすすべなく塩漬け」
  • 「損切りしたものの復調をみて買い直し→また下がって結局損切り」
  • 「むやみにナンピンを重ね、さらに大損害」

株価が下がってしまう事も嫌ですが、こんな状態はもっと嫌ですよね…。

買値より株価が下がってしまうことを確実に回避する方法は残念ながらありません

そもそも株価は下がる可能性が十分にあると認識することで、突発的な対応をしないことが重要です。

②許容できる最大損失額を決めておく

許容できる最大損失額を決めておきましょう。ナンピンの恐ろしさは、追加入金すればするほど、損失額が膨れ上がる可能性があるという点です。

受け入れがたい含み損を抱えてしまった状態で、冷静な判断が出来る可能性は極めて低いでしょう。

冷静な判断が出来る金額で投資を始めることで、泥沼にはまることだけは回避しましょう。

③上がっても下がっても、どう行動するか決めておく

上がっても下がっても、事前にどう行動するか決めておくことが重要です。

株価が上がっても下がっても、事前に計画しておくこと」です。

かぶと

あ、大事なことなので言いなおしました

何も難しいことを言っているわけではありません。投資する銘柄は必ず上がるだろうと盲信しないということです。

株価が上がるのか下がるのか。正確に未来予想をすることはプロを含めて誰にも出来ません

ならば、どちらに転んでも対応できるよう、予め想定しておくことが必要になります。

  • 上がった場合→利益確定or買い増し?
  • 下がった場合→損切りorナンピン?

というような具合に、状況に応じて様々な行動が取ることができます。

数ある選択肢の中から、期待値の高い選択はどれか。その中にナンピンが入って来ることは大いにあり得ます。」

期待値の高い行動を繰り返すことが、資産拡大につながっていきます。予習復習・検証を繰り返すことで、期待値の高い戦略構築を目指すと良いでしょう。

どのラインでナンピンするのか、その後損切りは必要なのか?と、検討する要素は無数にあります。

骨が折れるかもしれませんが、乗り越えなければならないところです。

最後はやっぱり感情のコントロール

ある程度期待値の高い手法を自分なりに構築したとしましょう。それでもやはり、感情のコントロールがモノを言います。なぜなら、自分の構築した手法が本当に期待値が高いと信じることが、また難しいからです。

結局のところ、どれだけ検証をしても、どれだけ過去から学んでも、未来のことは誰にも分かりませんから。ナンピンというリスクの大きい手法を取り入れようとすれば尚更です。

しかし成功失敗を積み重ね、実感として期待値を感じ取ることが出来るようになれば、ある程度は感情に変化が起きるはずです。要するに慣れです。(笑)

頭で分かっているつもりになることと、体験として身についた状態は全く別物ですので、実際に少額からでも投資経験を積んでいく事も重要だと考えています。ある程度、感情をコントロールできるようになれば、ナンピンを使うこと自体は悪くないのです。

逆に、感情のコントロールが出来ない状態なのであれば、リスク許容額を超えたナンピンは不用意に使いべきではない手法という事になるかも知れませんね。

ということで今回は以上です。お疲れさまでした~。

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