【投資の第一歩】株式相場の見方・勉強法その3 ~事象の繋がりを学ぶ~

どうもこんにちは。ぼんでぃ(@bondy_trader)です。

第3回のテーマですが、

「発生したイベントや発表された指標が相場に与えるインパクトを論理的に思考するにはどうすればいいか」

です。

マーケットはなぜ動くのか

マーケットでは日々、色々な事象が発生し、様々な指標が発表されています。

そしてその全てがマーケットに影響を与え、複雑に絡み合っています。

事象の例を少し挙げてみましょう。

  • トランプ大統領と習近平国家主席の首脳会談
  • ファーウェイが新製品に最新のアンドロイドOSが使用できなくなった事
  • ホルムズ海峡沖でイラン勢力にタンカーが攻撃されたこと

ここに挙げたのはほんの一例で、僕でも把握しきれないくらい毎日いろいろな事が起こっています。

マーケットに対する重要度が高いものから吸収していって下さい。

また、マーケットでもよく使われる、「織り込み」という概念を一つ覚えておきましょう。

織り込みというのは、今後起こる展開を予想して、株価や債券価格、為替相場にプライシングしてしまう(されてしまう)事です。

具体例を一つ上げておきましょう。(簡易的な話にしますがご容赦ください)

appleの新製品であるiphoneXXⅡ(そんなものありません)の販売を検討しているとします。すると、ある日Appleの最重要取引先であるYYY社が従来とは比べ物にならない高性能なメモリの発明に成功したとニュースが流れます。どうやらYYY社の決算内容を見てみるとAppleにのみメモリの販売をしているようです。すると、高性能メモリを搭載したスマートフォンはApple社しか販売できないだろうという思惑が立ちます。Appleの高性能メモリを搭載したスマートフォンは○○台売れ、来期はこれくらいの好決算が発表されるから、今のうちに株を買っといたほうがいいだろう。

こういった思惑が織り込みです。

※マーケット参加者はよく、コンセンサス(マジョリティの予想、意見の一致)、センチメント(思惑)、モメンタム(相場の勢い)といった単語も使うので覚えておきましょう。

もう少し例を通じて繋がりを勉強してみましょう

米中貿易戦争に関して米国と中国は関税合戦を繰り返してきました。

特に米国は相当な金額に対する関税を付加しており、月末の米中首脳会談の進展如何では、追加で3000億ドル相当の中国製品に25%の関税をかけるかもしれません。

対中関税をかける事で、アメリカ国内における中国の輸入品は値段が上がり、中国製品は競争力を失います。

また、アメリカ国民から見ても輸入品の値段が上昇し、購買意欲の低下を招くでしょう。

一方で中国も、目には目を歯には歯をで中国国内に輸入されるアメリカ産の商品に対する関税を付加してきました。

これを報復関税と言います。

これを繰り返せば両国間の貿易活動は停滞し、製造業や商社など関係する企業の株価は下がっていきます。

Appleの別の例を使って更に深掘りしていきます。(先程のAppleの例とは関係ないので一旦忘れてください)

Appleの株価を想定する時に米中貿易問題は影響を与えます。

対中輸出されているapple製品はappleの売上高の8%を占めています。(これはソースを取ってこれなかったので不確実な情報です)

ですが、Apple製品が中国国内での競争力を失ってしまった場合、この売上は大幅に減少してしまいます。

関税によって高額になってしまったiphoneに対し、他社製品がよりコストパフォーマンスが高いとみられてしまえば、売上は1/3、1/4に低下するかもしれません。

また、足元では米国がファーウェイへの一方的な締め付けを行っている事も向かい風になっており、中国国内でApple製品の不買い運動が起こるかもしれません。

そうすると、売り上げの見通しは悪くなり、結果的にappleの株価は下がってしまうんですね。

これは本当に小さな一部分だけを切り取った例になりますが、このようにマーケットでは色々な情報が絡み合ってます。これらのつながりを自分で認識できるようになってほしいのです。

繋がりを見つけるためには

つながりを自分で気づけるようになるためのインプットに一番有効なのは結局、

他者が書いたものをひたすら読み込む

だと思います。

マーケット経験が長い上司や先輩は、

「自分で将来のプライスを予測できなきゃ意味がない」

って皆口を揃えて言うんですが、ど初心者の状態でそんなこと絶対にできないと思うんですよね笑

少なくとも僕は全くできませんでした。

なので、とにかく人の意見を自分の中に取り込んで、点と点の繋がりの部分を経験者はどう見てるのかを学ぶことが、自分の意見が構築できるようになる近道だと思います。

前回の記事でバイアスの話をしましたが、バイアスを気にするのはもう少し先からで大丈夫です。

とにかくまずは「経験者が繋がりをどう考えるのか」を身につけることに注力しましょう。

前回も書きましたが、とりあえず最低でも直近3ヶ月、できれば半年分くらいのマーケットレポートを読んでください。

投信会社や証券会社、シンクタンクはどこもレポートを作成しているので、自分が気に入った会社からレポートを取って読んでみましょう。(実は僕もレポートを作成して自社のHPに掲載しています笑)

数ヶ月分のマーケットレポートを読めば、足元で何が起こっていて、市場のコンセンサスがどこにあるかは自ずとわかってくるはずです。

このサイトでも導入段階で必要な知識をインプットしてもらえるような記事をどんどん作っていくので活用してください。

おわりに

マーケットの勉強は常に新しい情報が入ってくるので、積み重ねが大事だとお伝えしました。

ですが、他の人がどう考えたかを学ぶという点においては追い込みが効きやすいと思っています。

終わってしまったイベントでも、結果が出る前に経験者達がどのように考えて、結果はどうであったのかすぐ確認できます。

繋がりを意識できるようにならないと積み重ねていくこともできないのでなるべく短期間で一定レベルまで到達させるようにしましょう。

余裕があれば、そのイベントの前後で株価や為替相場がどのように動いたのかも一緒に見ておけると今後に活きてくると思います。

また、インプットだけでなくアウトプットする機会もとても大切です。

新米営業マンの人たちは、アナリストの受け売りでいいのでお客さんを納得させられるようなロジックを構築して、説明してみましょう。インプットだけでは中々語れるようになりませんから。

個人投資家の方は、少額でもいいから何かに投資してみて、仮説→答え合わせを繰り返してみてください。

一朝一夕では相場感覚は身につきません。

トライアンドエラーを繰り返して行くうちに負けにくくなって行けばいいのです。もちろん、僕にできる事があれば言ってくださいね!

以上で今回の記事を終わります。次は最終回です。

読んで頂いてありがとうございました!

今週はとてつもなく激務だったので、文書にまとまりがなかったらごめんなさい。。。

明日から週末だ!

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